satou05111’s blog

山形県鶴岡市で美容師やってます。

メンズの刈り上げの違い

今回はメンズの刈り上げについてお話していきます。

 

 

 

刈り上げと言われると皆さん角刈りを想像するかと思いますが、

 

実はツーブロックも刈り上げなんです。

 

 

 

学校の規則などでツーブロックがダメとか言われてますが、

ツーブロックがダメとなると

メンズの殆どのスタイルができなくなります。

 

 

言ってしまえば坊主も刈り上げみたいなものてすね。

 

 

 

ちなみにツーブロックが威圧的でダメという考えについて疑問に思うのですが、

 

 

 

美容師側から物申すと、

ツーブロックしてない方がスタイルにメリハリがなく

男性らしいカッコ良さやスタイリッシュな感じが

全く感じられないと思います。

 

 

学校の先生方に一言。

今一度ツーブロックがダメという規則を

見直した方がいいと思います。

 

 

むしろ、皆が同じ髪型じゃなきゃいけないという

古い考えは早く無くすべきだと私は思います。

 

 

 

 

さて本題にはいりましょう。

 

 

刈り上げはつなげる場合と繋げない場合があります。

 

 

 

 

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これが繋げない場合ですね。

 

 

 

このスタイルの特徴としては、刈り上げをしてますが

 

上を繋げないことで動きが出て、よりカジュアルになりやすいです。

 

 

また、上が長い事でメリハリが出来るので、

 

 

刈り上げに抵抗がある方などにはやりやすいスタイルです。

 

 

 

 

つづいて繋げる場合のスタイルです。

 

 

 

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このスタイルの特徴としては、

上と下を完全に繋げる事で、ビシッとした印象になり

 

大人の男性らしいスタイルになります。

 

 

 

仕事でスーツを着る方などに、相性のいいスタイルです。

 

 

また刈り上げの部分を自然なグラデーションにする事で、

 

 

陰影がつき、より刈り上げ部分が強調されます。

 

 

大人っぽいスタイルや、男らしい雰囲気が好きな方には

 

 

 

オススメのスタイルです。

 

 

 

 

全体的な長さが一緒でも、

刈り上げを繋げるか繋げないかで、大きく雰囲気が変わってきます。

 

 

 

刈り上げを繋げた場合は伸びてきた時に

気になるのが早くなりやすいです。

 

 

繋げない場合は長さによってや、刈り上げの高さによって

 

 

ハチ周り(頭の1番張ってる部分)の髪が

浮きやすくなったりします。

 

 

 

頭の形や髪質、来店周期などをしっかり踏まえた上で

繋げるべきか繋げないべきか判断していただけたらと思います。

 

 

 

求めてるスタイルによって色々な刈り上げの仕方があります。

 

 

 

是非参考程度にして頂けたらと思います。

 

 

 

 

2019.9.26

 

 

 

 

 

秋冬に向けてオススメのカラー

もうすぐ秋冬シーズンです。

 

 

ヘアカラーは、夏は明るく冬は暗くする傾向がありますね。

 

 

服装も冬に向けて変わってくるかと思います。

 

 

そんな秋冬に向けてオススメのカラーを紹介します。

 

 

 

ナチュラルベージュ

 

 

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秋冬のファッションは茶色や灰色の色味が多くなって来ます。

 

 

髪の毛が明るすぎると浮いてしまうし、暗すぎると重い印象になりがち。

 

 

それを改善したのがナチュラルベージュです。

 

 

明るすぎず、暗すぎず。

 

赤みも感じさせない為、透明感も出やすいです。

 

 

 

ベージュ強めのグレージュカラー

 

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ほんのりグレージュを感じさせながらベースはベージュ系で染めてます。

 

 

落ち着きのある色で、大人っぽい雰囲気になります。

 

毛先にかけて自然にグラデーションにしているので、

退色しても根元が気にならないのが特徴です。

 

 

ナチュラルピンクベージュ

 

 

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暖色系のピンクをベースに染めていますが、

赤くしすぎてしまうと強い印象になり過ぎますので、

あくまでナチュラルに。

 

 

アッシュ系に飽きて来た方にオススメのカラーです。

 

 

 

また暖色系の色は持ちが良いので、

退色がきになる方にもオススメです。

 

 

 

暗くしたくない方にオススメハイライトカラー

 

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全体に細かくハイライトを入れて、

動きの出るスタイルに。

 

 

色自体はそこまで明るくしてませんが、

 

ハイライトの陰影で、暗く見えずらくなっています。

 

夏終わったけど、暗くしたくないなぁ。という方にオススメです。

 

 

 

暗めのコントラストハイライト

 

 

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全体を暗めにして、ハイライトとの陰影の差をハッキリ出して

メリハリのあるスタイルにしています。

 

 

全体が暗い分、ハイライトの色味がハッキリ出るので

ヘアスタイルに印象を持たせやすくなります。

 

 

 

他の人と差をつけたい方にオススメのカラーです。

 

 

 

 

 

 

秋冬にしかできない、いつもより少し落ち着いたカラー

是非挑戦してみて下さい。

 

 

 

 

2016.9.24

 

 

 

スタイリストデビューした後の流れ

前回のお話のアシスタントからスタイリストデビューした後の

 

 

スタイリストデビュー後のお話って中々聞かないですよね。

 

 

 

今回はスタイリストデビュー後ついてお話ししていきます。

 

 

 

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デビュー後の初入客

 

 

デビューして初めてのお客様に入客する時は、

ほとんどの方が緊張したと思います。

 

 

私は初めて入客した時の事を緊張しすぎて覚えていません。

 

 

 

それくらいお金を頂く事に責任感と途轍もない緊張感を感じました。

 

 

 

 

 

お客様からの紹介

 

 

デビューするとネットやSNSを使って集客をするんですが、

初めて来て頂いたお客様が、2回目、3回目とご来店される時に

 

お客様から紹介でご来店するお客様もいらっしゃいます。

 

 

 

既存のお客様が自分のお店を紹介してくれるという事は、

お客様から認めて頂いてる事になります。

 

 

その時に感じる嬉しさといったら。

美容師やっててよかったな。と思う瞬間の一つでもあります。

 

 

ここまで来た時に心から美容師やっててよかったな。と感じます。

 

 

 

クレームや失敗

 

 

勿論成功やいい事ばかりではありません。

 

時には失敗してしまったり、クレームに繋がることもあります。

 

 

自分では精一杯やっても、技術や知識不足や言葉足らずで

お客様へ不快な思いをさせてしまう事もあります。

 

 

 

正直メンタル的にはかなり辛いです。

 

美容師向いてないな。って思った事も何度もありますし、

美容師になって現在も働いてる方も、

 

 

誰しもが一度そう思った事だと思います。

 

 

 

ただ、そこで立ち止まっても意味が無いので、

なぜ失敗したのか考え、研究して2度と同じことが起きないように

練習したり、技術を見直したりします。

 

 

デビューして一年後

 

 

デビューして一年ぐらいすると、ある程度顧客がつくようになって来ます。

 

 

しかし、ずっと伸び続ける訳でもないです。

売上が停滞したりする時期が必ず来ます。

 

 

そんな時に、アシスタントの時に練習していた事を

もう一度見直してみると新しい発見があったりします。

 

 

 

常に勉強したり学び続けなければいけないなと感じます。

 

 

 

デビューして3年後

 

 

デビューして三年経つと、数字や売り上げなども安定して来て、

自分の下にも後輩ができたりします。

 

 

立場としては中堅になりますね。

 

教育して頂く立場から、教育する立場に変わっていきます。

 

 

 

デビューして5年後

 

 

デビューして五年経つと、ほぼベテランクラスになります。

お店によっては店長に就任したり、お店の看板になったりします。

 

 

年齢としては28〜30歳くらいには店長に就任する方が多いかと思います。

 

 

 

デビューして10年後

 

 

ここまで来るとベテラン中のベテランです。

 

 

自分のお店を持つ方や、店の管理職を任される方、

プレイヤーとして働き続けている方など様々です。

 

 

 

 

大体の流れはこんな感じかと思います。

 

 

 

勿論店によって異なると思いますので、参考程度にしていただければと思います。

 

 

 

 

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2019.9.22

 

 

 

スタイリストになるまでの道のりをザックリと。

 

 

 

 

 

今回は美容師がスタイリストになってお客様に入客するまでの流れをお話しします。

 

 

 

 

就活〜就職〜入社

 

まず入社する為に美容学生達は、他の企業と同じ就職活動を行い

就職します。

 

美容師免許合格発表→3月31日に発表

その次の日の4月1日に入社式とゆうのが大体の流れです。

 

 

入社するギリギリまで、合格しているか分からないのは

中々プレッシャーです。

 

 

 

 

入社してからの練習の流れ。

 

まず、入社してすぐに大体の店はシャンプー練習を行います。

 

 

シャンプー練習

 

 

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※カリキュラムは店によって異なるので、

今回は一般的な流れで説明させていただきます。

 

 

 

シャンプーは通常のシャンプー、カラーの流し、トリートメント、ヘッドスパ

練習します。

 

 

 

大体2〜3ヶ月くらいでマスターします。早い子だと約一ヶ月半でマスターします。

 

 

 

カラー

 

 

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8月頃くらいにカラーの白髪染めやファッションカラーを練習し、

二ヶ月かけて完璧にします。

 

 

10月頃にカラーモデルを呼び、

同時進行でデザインカラー(ハイライト、ブリーチワーク)を練習します。

 

 

カラーに関しては営業中に先輩のやり方や薬の選定を見て

聞いて覚えて自分のカラーモデルに生かしていきます。

 

 

モデルは店によっては制限がありますが、

うちのお店の場合だと、やれる分だけ沢山のモデルさんをやって下さい。

というシステムだったので

 

 

呼べる限り、ほぼ毎日モデルさんを呼んでました。

 

 

 

カラーのモデルを同時で呼びつつ半年かけてカラーの基礎を学びます。

 

 

 

 

カット

 

 

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2年目の4月にカットを学びます。

 

 

カットはベーシックカット、デザインカット、コピーカット、サロンカットを

学びます。

 

 

 

ベーシックカット→カットの基礎中の基礎

 

デザインカット→ベーシックカットで学んだ技術を使って創作する

 

コピーカット→カタログなどを使用し、コピーする

 

サロンカット→以上を踏まえた上で、営業で実践的に使われる技術の習得

 

 

を学びます。

 

 

カットは約一年かけて習得していきます。

 

 

 

 

パーマ

 

 

 

 

2年目4月〜

カットを学びながら一緒にパーマを学んでいきます。

 

パーマは約3〜4ヶ月くらいで基礎を習得します。

 

 

パーマに関しては、美容学生時代も基礎を練習しているので、

そこまで時間はかからないのですが、

 

 

特殊な巻き方があるのですが、そこで苦労する方が多いです。

 

 

 

 

縮毛矯正

 

 

 

 

 

パーマを習得した後に、縮毛矯正を学びます。

 

 

 

 

 

モデル

 

 

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2年目9月〜

縮毛矯正→薬の塗布時の注意点、アイロンの当て方。薬の考え方。など。

 

 

 

縮毛矯正は約2〜3ヶ月かけて基礎を勉強していきます。

 

 

 

 

2年目12月〜

カットモデル、パーマモデル、縮毛矯正モデル

 

 

この三つを同時でやっていきます。

 

店によると思いますが、大体は50人くらいはモデルとして

呼ぶことが多いかと思います。

 

 

カラーでやっていたモデルさんをそのままカットしたりする流れが多いです。

 

 

 

約半年〜1年かけ晴れてスタイリストデビューする流れになります。

 

 

 

 

大体の方は、3年目の4月にデビューする人が多いと思います。

 

 

スタイリストデビューをしてからお客様を付けていくのですが、

ここもかなり苦労する所です。

 

 

 

次回はスタイリストデビューした後の流れをお話ししていきます。

 

 

 

2019.9.22

くせ毛のロングからショート 注意すべきカット

イメチェンがしたい、結婚式が終わったから、出産を控えている、

成人式が終わったから、季節的に、挑戦してみたい、

 

 

様々な理由で伸ばしていた髪をバッサリショートに切られる方

いらっしゃるかと思います。

 

 

そんな方にショートカットにする時の注意点をお話ししていきます。

 

 

 

くせ毛の方のショートってどうなの?

 

 

ショートにするにあたって、注意しなければいけない事があります。

 

 

それは髪の毛のクセです。

 

 

人によって様々なクセの方がいらっしゃいます。

 

 

中でも一番大変なのが、

髪の毛が厚く、生えグセが強い方です。

 

 

 

髪の毛が厚い方は短くすると広がりやすくなります。

またクセにより更に広がってしまいます。

 

 

 

髪の毛は、短くなればなる程クセが出やすいです。

そうなるとショートとは相性が悪いですよね。

 

 

 

ただ、ショートに出来ない訳ではないです。

 

 

 

 

 

くせ毛の注意するべきヘアスタイルの選び方。

 

 

まず、前髪があるか無いか。

 

ここがヘアスタイルの8割を決めます。

 

 

 

クセの状態にもよるのですが、

基本的に縮毛矯正をかけないと収まらないくらいくせが強い方は

前髪を短くするのはNGです。

 

 

 

前髪を短くしてしまうと

クセが強調されやすく、まとまりづらくなってしまいます。

 

 

 

 

オススメとしては、目より長めで流すようなスタイルや、

かき上げ気味のスタイルが扱いやすいと思います。

 

 

 

 

次に注意して頂きたいのが、ショートのすき方です。

 

 

 

ショートスタイルにするにあたって、必須なのが

毛先の柔らかさです。

 

 

 

ボブやミディアムスタイルに比べて、

ショートは結構、量を軽くします。

 

 

 

軽くする事で、スタイルにメリハリが出来るからです。

 

 

 

ただ、くせ毛と軽くする事は相性が悪いです。

 

 

 

 

クセがいかに自然に馴染んで、軽く出来るのか。

そこが重要になってきます。

 

 

 

人によって様々なクセの出方をします。

襟足がハネる人、内に収まりずらい人、うねる人、広がりやすい人など。

それに合わせてどう軽くするのか。

 

 

 

それを考えてカットしてるかしてないかで、大きな差が出ます。

 

 

 

よくある失敗例が

軽くし過ぎて一部分だけ短い毛がある。根元付近から軽くし過ぎてる。

場所によって軽さにバラツキがある場合など。

 

 

 

 

そういった状態になってる場合は、

収まりが悪くなってるケースが多いです。

 

 

 

 

 

 

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ショートにも様々な長さがあるので、

ちょっとした長さの変化でも、楽しんでいただけるかと思います。

 

 

くせ毛の方でもショートスタイルを楽しんでただけるように、

今後も色々な情報を発信していきたいと思います。

 

 

 

 

2019.9.21

 

 

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ショートボブ&ベージュ系カラー.ご予約お待ちしてます。.#ショート #ショートボブ #ボブ #ハンサムショート #ショートヘア #鶴岡 #美容室 #鶴岡美容室 #ヘアスタイル #美容師 #酒田

 

 

意外と知られていない明るく出来る黒染め

 

明るく出来る黒染め

 

 

意外と知られていないんですが、明るく出来る黒染めのやり方があります。

 

 

就活で、一ヶ月ほど暗くしなきゃいけない方

インターンで一時的に暗くしたい方。

実習があって暗くしないといけない方。様々いるかと思います。

 

 

 

そんな方へオススメの黒染めの仕方です。

 

 

 

 

黒染めには二種類の方法がある。

 

 

黒染めのやり方は大きく分けて二種類あります。

 

 

1.色素で染める場合

 

 

2.色味で染める場合

 

 

 

これだと分かりずらいので、順を追って説明します。

 

 

 

 

1.色素で染める場合

 

 

 

主に白髪染めを使います。

 

 

白髪染めは、白髪がしっかり染まるように茶色の色素を多く含んでいます。

 

 

茶色の色素とゆうのは、髪の毛に定着しやすい染料です。

 

 

 

落ちにくい→明るくなりずらい。→明るくできない。

 

という原理になってます。

 

 

 

 

2.色味で染める場合

 

 

色素で黒染めをする場合は、基本的に青の染料を使います。

 

 

何故、青の染料を使うのか。

 

 

青の染料は、元々人が持っていない色です。

 

なので、髪の毛には定着がしずらく落ちやすいのが特徴です

 

 

 

 

青→アッシュとして使われる事が多く

 

 

日本人特有の赤やオレンジ味の色素を消す際に使います。

 

 

 

その為、黒染めの染料として使用する場合。

暗めの青を使用して染めると、

少しグレーがかった黒になります。

 

 

また、青の色味だけで染めている為

髪の毛には定着しずらく、約一ヶ月くらいで完全に退色します。

 

 

青の色味だけで染めると、退色の仕方の特徴として

 

 

ベージュっぽい透明感のある感じに落ちてくる事が多いです。

濃い青味でオレンジや赤みを消している分、

 

 

退色しきった色も綺麗に落ちてくるのが

アッシュの黒染めの特徴です。

 

 

 

 

 

色素と色味の組み合わせ。

 

 

髪の毛の状態は人によって全然違います。

 

 

同じ薬で染めた場合でも、一ヶ月かけて退色する方。

ブリーチなどしてる場合は1〜2週間で退色する方。

 

 

様々なケースがあります。

 

 

 

その状態や、退色するまでの希望日数を調整する事が出来ます。

 

 

白髪染めとアッシュ系の薬を調合する事で、

一ヶ月以上持たせたりする事も出来ます。

 

 

ただし、このやり方にはデメリットがあります。

 

 

お客様の髪の毛の状態によって比率を調整しないと、

色が落ちなくなってしまうケースがあります。

 

 

 

ブリーチしてる髪の毛と

カラーしてる髪の毛に同じ薬を塗布すると、

 

退色の仕方が全く異なります。

 

 

その状態や髪の毛の履歴をしっかりと見極めた上で、

薬を配合しないと事故に繋がる場合もあります。

 

 

 

なので

お客様が何を求めているのか、しっかり判断し施術する事が

僕ら美容師に求められている事だど思います。

 

 

ただ黒染めをするのでは無く、

 

 

お客様の生活の背景をしっかり考えて施術する事が大事です。

 

 

 

 

黒染めしないといけないけど、今後明るくもしたい。

 

 

是非、一度行きつけの美容師さんに相談してみて下さい。

 

 

 

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10年後、美容師の働き方はどうなってるか。

今回はいつもと違う内容のお話をしていきたいと思います。

 

 

 

 

10年後の美容師の働き方。

 

 

あくまで私の予想ですので、あまりお気になさらずに。

 

 

 

 

まず現状として

 

 

 

独立する美容師の増加と新卒者の減少。

 

 

少子高齢化、地方過疎化。

 

 

AIの発展、仕事の機械化による人件費削減。

 

 

美容師の平均所得額と離職率

 

 

この問題が今後の美容師界を大きく左右すると思います。

 

 

順に話していきたいと思います。

 

 

 

1.独立する美容師の増加と新卒者の減少。

 

 

2019年現在の、

30代前半〜後半の美容師の人口は他の年代に比べかなり多いです。

 

 

今の30代の方々が学生時代の時に、

 

木村拓哉さん主演のドラマ『ビューティフルライフ』で

空前のカリスマ美容師ブームが訪れました。

 

 

 

ドラマの影響で、テレビで当時のカリスマ美容師が取り上げられたり、

美容師がメディアに出演する事で、

美容師に憧れ、美容師を目指す方が急激に増えました。

 

 

その年代の方が現在、

 

店の店長や、幹部になってる方が多いです。

その方々が独立し始め、急激に美容室が増えている現状です。

 

 

実際に私の住んでる鶴岡市

ここ2,3年でかなりの美容室が増えました。

 

 

独立する方が増える。それはお客様にとっては選択肢が増えるので、

いい事ですね。

 

 

ただ、美容師を目指す学生の方や新卒者が年々減っている現状があります。

しかも、美容室の離職率は10年で約90〜95%と言われています。

 

 

独立をする方は二つのパターンがあります。

 

1.いずれ個人事業主から会社にして、従業員を雇いたい方。

2.一人で経営し、自身のペースで仕事をしていく方。

 

 

大体はこのどちらかです。

 

 

 

昔とは違い、今や給与や福利厚生などが重要視されている時代です。

 

 

そして更に新卒者が減少している。

 

独立して一人で売上げれる数字は限界があります。

アシスタントを雇うとなると、それなりの人件費がかかります。

 

中々厳しい時代になってきてますね。

 

 

 

2.少子高齢化と地方過疎化。

 

 

この二つは美容界以外でも問題視されている事ですね。

 

 

少子高齢化によるお客様の年齢層が高くなってきている事。

地方過疎化による人口の減少で、お客様の数も減っている事。

 

 

それに対しての美容室の数。

全国でなんと約24万店舗あると言われています。

 

 

全国のコンビニエンスストアの数より多いです。

コンビニ→約5万8千店舗

 

 

コンビニの約4倍の数の美容室が全国にある事になります。

 

 

恐ろしい数ですね。

 

 

 

 

3.AIの発展、仕事の機械化による人件費削減。

 

 

最近よくAIの話題を目にしますが、

美容室にも10年以内にAIが搭載されると思われます。

 

あくまで私の想像ですが、

 

 

カラー配合の自動計算化。

お客様の髪の毛の状態を把握できる機能など。

 

色々簡略化されていくと思います。

 

 

ただ、カットやカラー塗布やパーマの巻きなどの技術に関しては、

機械化されるのはまだまだ先になると思われます。

 

 

現状として、自動シャンプーによる仕事の機械化は

現在の美容室でも存在します。

 

 

 

 

4.美容師の平均所得額と離職率

 

平成29年賃金構造基本統計調査

 

20代の平均年収:男性211万円、女性205万円

30代の平均年収:男性310万円、女性265万円

40代の平均年収:男性342万円、女性260万円

50代の平均年収:男性322万円、女性259万円

 

となっています。

 

正直、他の職業に比べるとかなり低いです。

 

 

アシスタントや下積み時代などは生活するのもギリギリ。

親に仕送りしてもらってる。服も買えない。毎日朝は食パンだけ。など

 

 

全員ではないですが、過酷な生活をしている方もいらっしゃいます。

 

 

私自身もアシスタント時代はウィッグ代やハサミなどにかなりの額を投資しました。

 

 

それ程までに毎日が精一杯でした。

 

 

周りの友達と比べても、比にならないくらい給与の差があったのを

今でも覚えてます。

 

 

それに一人暮らしをしていれば、家賃。光熱費。食費。

 

 

それが約2〜3年続きます。

 

 

いざスタイリストになってもすぐお客様がつく訳もなく、

何の為に美容師になったんだろう。と落胆し、

美容師を辞めていった方を何人も見てきました。

 

 

そんな状況下で、隣の芝生が青く見えてしまうのは仕方ない事かもしれないです。

 

 

 

ただ、その現状を変えない事には

美容師の離職率や低所得の問題を解決できないのも事実です。

 

 

最近ではようやく、福利厚生や給与の見直しをしている店も増えてきました。

ただ、それもごく一部のサロンです。

 

 

若い人達が美容師を楽しいと思える環境を作らなければ、

10年後美容師を目指している人や、美容師を続けてる人達は

かなり減少すると思われます。

 

 

 

一度、美容師の働き方を見直すべきだと私は思っております。

 

 

 

 

 

まとめ

 

今、学生の方やこれから美容師を目指している方に夢を与えるのも

僕ら美容師のできる仕事だと思ってます。

 

 

 

10年後、美容師を目指したいと方が増えるように、

今何をするべきなのか。

 

給与なのか?福利厚生なのか?技術力の向上なのか?

店舗の拡大なのか?フリーランスなのか?独立なのか?

 

 

正解はないですが、

少しでも美容業界をよく出来るように、

 

 

 

この問題と向き合っていかなければと感じています。

 

 

 

2019.9.16